ルックJTB専任添乗員の知って得するよもやま話

斎木 勝久
南米 ガラパゴズレポート

ガラパゴスの魅力にすっかりはまって帰ってきた私ですが、
(お客様ももちろんそうだと思います) 見てきた生き物が非常に
固有なもので、ひとつひとつの自然観察ガイドの説明に納得
させられました。
ガラパゴス諸島は、海底火山によって生成した火山列島。
ナスカプレートというプレートが年間約7cmずつ東南東に移動している為、
島々も東に行くほど島の誕生は古く、訪れた中で一番古いサンクリストバル島
フェルナンディナ島では約150万〜200万年も開きがあるそうです。
ガラパゴス諸島そのものも、まだ誕生してからおよそ300万〜500万年ぐらいと、
地球の歴史から考えても極めて新しい島なんですね。
今尚、西の島々では活発な火山活動が続いています。

【ウチワサボテン】
ウチワサボテン 添乗員斎木撮影
大きいものは高さ8m、幹の直径1.2mを超すものもあるそうです。
これはガラパゴスイグアナやゾウガメに食べられてしまう為、それを防ぐように
木の様に生え、上に伸びるようになったのだとか。トゲも硬く多いです。

【溶岩に生えるサボテン】
溶岩に生えるサボテン 添乗員斎木撮影
常識であれば火山から流れ出た溶岩上は不毛の地となって植物は生えないはず
ですが、逞しく生えている光景はなんとも不思議です。

【アオアシカツオドリ】
アオアシカモメ 添乗員斎木撮影
名前の通り、足が鮮やかなブルーです。卵をお腹で温めるのではなく、
足ヒレの部分で立ったまま温めるのだそうです。血管がヒレにたくさん通って
いるのだそうです。
【苔をムシャムシャ食べるウミイグアナ】
苔を食べるイグアナ 添乗員斎木撮影

【ガラパゴスゾウガメ】
ガラパゴスゾウガメ 添乗員斎木撮影
ガラパゴスゾウガメの顔 添乗員斎木撮影
各島の自然条件に合わせて進化した結果、島によって甲羅の形、
足や首の長さが違う14種に文化することで生きながらえてきたそうですが、
残念ながらそのうちの何種かは既に絶滅してしまったようです。

種子植物の約50%、爬虫類の約90%はこの地域だけに生息する
固有種なんだそうです。
ただ、残念なことに本来はガラパゴスにいないなはずの哺乳類など人間が
もちこんだ動物が少なからずいます。
ガラパゴス国立公園への入園料100USドルを島到着時に全ての人が
支払うのは、それらの動物を駆除する為の費用に充てられるのだそうです。
放っておくと、外敵がいない分あっという間にそうした外部からの動物が
増えてしまうのだそうです。
その為、絶滅に追いやられた動植物も多いと自然観察ガイドも言っていました。
人間がもたらした悲劇です。
島に入る我々観光客も、ガラパゴスの生態系を守る為、いくつかの規則を
厳守しなくてはなりません。動植物はもちろん、貝殻や骨、種子にいたる一切
の自然物の持ち込み、持ち出しともに禁止。動物に餌をあげたり、触ったり、
脅かすことも禁止されていて、さらに島の散策もガイドの同行が必ず求められ、
決められた道を歩かなければならいのです。喫煙やゴミのポイ捨ては言語道断です。
固有のものを守っていくには皆の協力が不可欠なんですね。
皆さん、しっかり守りましょうね。


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斎木 勝久
海外の味を自宅で再現することが得意。特に現地の庶民的なB級グルメ、食材はおまかせ!写真の通り、食いしん坊です。

乗客定員100名に対し、とてもフレンドリーなクルー(乗務員)たちが70名、
自然観察ガイド7名というエクスプローラーUは、ガラパゴスクルーズ船の中で
最も豪華で人気の高い大型船です。めったに行けない場所だからこそ・・・
ルックJTBでは4泊クルーズにこだわりました。一般に日本で販売されている商品は
3泊クルーズが多いですが、3泊の場合は通常4島しか訪問できません。4泊になると
7島の訪問が可能で、さらに最終日にガラパゴス資料センター(サンクリストバル島)
も訪れます。めったに行けない場所をゆっくりと観察してお楽しみ下さい。
ルックJTBでは東京からの添乗員同行と添乗員なしの出発日の両方(それぞれ東京発・大阪発)をご用意しております。
今回ご紹介したコースはこちら
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