ルックJTB専任添乗員の知って得するよもやま話

岩永 幾久代
バルト3国レポート

杉原千畝さんについては、ご存知の方も多いかと思います。
日本の通過ビザを発給することにより、約6000人ものユダヤ人を
ナチスの迫害から救った方。日本のシンドラーとも呼ばれるようですが、
一個人として救ったユダヤ人の人数は、シンドラーをはるかにしのぐそうです。

ユダヤの人々にとっては、まさに命のビザともいえる通過ビザが発給された、
リトアニアにある旧日本領事館を、このツアーでは訪れます。
現在は杉原記念館となっており、彼の功績を紹介すると同時に、日本文化
研究センターともなっており、地元の学生さんたちが日本語の勉強をしています。
杉原記念館(岩永撮影)
杉原千畝さんについては、実際こちらを訪れていただいたときにご案内すると
して、ここでは、この命のビザを手にしたユダヤ人のその後について
ご紹介いたしますね。


命のビザを手にしたユダヤ人のその後、
ひとつはシベリア鉄道でウラジオストクまで行き、敦賀へ渡りアメリカを目指す
ルート
もうひとつは、シベリア鉄道から満州を経由し、自由都市上海を目指すルート
命のビザ(岩永撮影)
手前味噌ではありますが…
彼らのこの極東での旅を支えたのは、JTBの全身「ジャパン・ツーリスト・ビュー
ロー」
だったそうです。満州国の国境の町、満州里での入国のお手伝いや
満州鉄道の切符の手配、敦賀ではアメリカや神戸のユダヤ人協会からの依頼
により、入国の補助であったり渡米のお手伝いをしていたそうです。
列車や船には添乗員も同行したとか?!

命をかけた「」。自由への「」。
このような「旅」を支えた大先輩方に心から敬意を表すとともに、二度とこのような
仕事をすることのないよう、「旅」がただひたすらに、はじめから終わりまで「喜び
・楽しみ・幸せ」である平和な時代が続くよう、心から願います。

次回もバルト3国からお届け!!

この記事は参考になりましたか?

岩永 幾久代
EU、シェンゲン条約加盟に伴い、著しい変化を遂げているバルト3国。
新しい発見もイロイロあって、とてもおもしろいモロッコ。
奥深い世界の国々をぜひ訪れてください!

今回参加したのはバルト海に連なる世界遺産都市を訪ねて バルト3国ハイライト
旧日本領事館には3日目に訪れます。

このエントリーをYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加 このエントリーをlivedoorクリップに追加 このエントリーをBuzzurlに追加このエントリーをBuzzurlに追加